【ジャパンカップ使用構築】サナバレル【ジュニアカテゴリー】

お久しぶりです。半年以上ぶりの更新です。
私事で恐縮ですが、大学受験をしまして無事に東京の中堅大学に
進学することができました。応援してくださった皆様本当にありがとうございました。

さて今回は5月5日まで行われたポケモンジャパンカップ2015、ジュニアカテゴリーで
二人が使用した構築の概要と雑感について書こうと思います。

【はじめに】
大学に進学したばかりでポケモンに触れるどころかDSすら開かない日常を送っていて
ジャパンカップも出るか微妙だったがジュニアカテゴリーの保護者様から構築の依頼を受け
短期間でこの構築を仕上げた。
まずこの構築の原案であるサナバレルを教えてくれたタカノ(@takano_com)に感謝しつつ構築の
内容をみていきたい。






サーナイト@メガ石@冷静
配分:H252 C252 D4(最遅)
技:ハイパーボイス サイキネシス トリックルーム 守る



モロバレル@ヘドロ@呑気
配分:H252 B252 D4
技:キノコの胞子 怒りの粉 ギガドレイン 守る



ボルトロス@オボン@臆病
配分:H236 B16 D4 S252
技:10万ボルト 挑発 電磁波 めざめるパワー氷


ランドロス@スカーフ@意地っ張り
配分:H4 A156 B92 D4 S252
技:地震 岩雪崩 とんぼ返り 大爆発


ズルズキン@ラムのみ@勇敢
配分:H252 A252 B4
技:ねこだまし 噛み砕く ドレインパンチ ファストガード


ヒードラン@防塵ゴーグル@冷静
配分:H196 B60 C252
技:熱風 ラスターカノン 大地の力 守る



【雑感】

ジャパンカップで対戦した構築をみると全体的に追い風、雨パ、砂パなどが多くおり
素早さをあげて上から殴るというのが流行だった。
その流行に乗ってしまうとせっかく素早さをあげても同速ゲームが発生しやすく
安定した勝率を得られないと考えトリックルームを絡めたPTで行くのが得策と考えた。
スイッチPTとガチガチなトリックルームPTのどちらにするか迷ったが相手の追い風をある程度
誘える構築がいいと思いサーナイトにトリル始動役を任せた。
しかしサーナイトクレセリアや他のトリル指導役より耐久が低い為、サポートが必須であると考え
ファストガードが使えてサーナイトが苦手なヒードランに打点があるポケモンはいないかと探していると
ズルスキンがすんなり入ってきた。
この時点でズキンサナバレルと揃ったので縦の相性を考えるとヒードランモロバレルを一挙に見れるポケモン
欲しくなり防塵ゴーグルヒードランシュバルゴと考えたがシュバルゴを入れてしまうと
トリル展開が見せ合いの時点でばれてしまうので採用を見送り
防塵ゴーグルヒードランにした。
残り2枠となったがスタン的な立ち回りも選択肢にいれられるように、ボルトロスランドロスの二体で落ち着いた。
個人的にボルトロスは最速が好きであるのとレパルやニャオニクスより早く挑発が出せる点を評価しHSベースの耐久振り。
ランドロスはキザンのふいうち耐えまでとよくある配分にし6匹が揃った。
結果的に世界大会3連覇を成し遂げたRay Rizzo氏が構築したものと同じメンツになってしまったが
ズキンのファスガの有無など細部が異なっている。パクリと言われればパクリだが偶然といえば偶然。


ジャパンカップを通して】

個人の成績は前半こそ13−2で1681と調子がよかったが後半は思うように勝率が伸びず
散々な結果だった。
しかしジュニアの二人の子は代表戦クリア予想ラインには達しているのでそれで最終日は満足していた自分がいたので
来年は自分が上がれるように努力していきたい。
今後も代表戦の構築を作る為により一層ポケモンに取り組んでいく。

【全国ダブル】壁クレセリア

久々の更新です。

KYOU勢のくるすさんが
「はいぱーたけし構築」と名付けてくれました。
ありがとうございます。
なみいる強者たちをなぎ倒したらしいので
それなり強いはずです。

作成の経緯
PTの骨格を自分で考えてあとは
いつも通りアルカナに投げた。
そしたら壁サンダー強くねって言われたので
構築の方向性をそちらにシフト。
残りの枠もすぐ決まり配分と技を微調整し
現在の形になった。



クレセリア@臆病@粘土
配分:H212 B60 C28 D4 S204
技:こごえる風 サイコキネシス 光の壁 リフレクター

ガルーラ@意地っ張り@ナイト
配分:H100 A252 S152
技:ねこだまし 炎のパンチ 捨て身タックル けたぐり

サンダー@臆病@ゴツメ
配分:H204 B220 S84
技:10万ボルト 電磁波 羽休め 熱風

キリキザン@意地っ張り@珠
配分:AS252
技:不意打ち はたき落とす アイアンヘッド 守る

ニンフィア@控えめ@眼鏡
配分:HC252
技:ハイパーボイス シャドーボール めざ地面 破壊光線

霊獣ランドロス@意地っ張り@スカーフ
配分:AS252
技:地震 いわなだれ ばか力 とんぼがえり





>>クレセリア
PTのかなめでありほぼ先発で出す。
S操作に壁張りとやることが多いのでさほど腐る場面は多くなく
素早さに重きを置いてるので耐久過多にはならない。
耐久は壁なしでキザンのはたき落とす壁なし1発、壁ありで2発耐え。
はたき落とす考慮で持ち物をオボンではなく腐りにくい粘土を採用した。

>>ガルーラ
やはりXYの全国ダブルでもメガ枠はガルーラが強かった。
Sは準速ランド抜きまで確保し火力に全振り、
残りを耐久に割いた。


>>サンダー
こちらもSを霊獣ランド抜きまで振って
残りをBにまわした。
終盤に壁を張った状態で残るとかなり相手にとって面倒であるため
最後の勝ち筋としても使える。



>>キリキザン
威嚇を呼びやすい上に現在流行ってる
ニンフィアに対して強力な打点があり
スイッチ系統のPTに対しても有利であるため
選出頻度は高かった。
しかし壁の恩恵があまり受けれないため
構築にマッチしているとはいえないかもしれない。



>>ニンフィア
ガルーラとのよこの並びもよく
クレセサンダーのS操作で素早さ関係が逆転すると
手がつけられないポケモン
耐久がもともと一定以上あるため
壁との相性も良い。



>>霊獣ランド
全体的に素早さが遅いため
スカーフランドロスを採用。
チョッキ鉢巻と試してきたがやはり
一方的に上から殴り続けられると事故要素もあるため
上から殴れるポケモン、そして威嚇の枠としてすんなり入った。

【ホウエンダブル】レックウザ軸2doragons

伝説ありの大会ということで興味を惹かれた
ので気分でやってみることに。

今回のPTも
KYOU勢のサンドバックこと
くるすさんが
「マックスたけし 贖罪の旅に出る」
と名付けてくれました。
ありがとうございます。


ラティオス@ハバン@臆病
配分:CS252
技:流星群 追風 手助け 守る

レックウザ@珠@せっかち
配分:A112C140S252
技:Vジェネレート エアスラッシュ 流星群 守る




サーナイト@メガ石@控えめ
配分:
技:ハイパーボイス 鬼火 破壊光線 守る

ルンパッパ@バコウ@控えめ
配分:CS252
技:ねこまだし 冷凍B ハイドロP 草結び


クチート@メガ石@勇敢
配分:HA252
技:じゃれつく ふいうち 炎の牙 守る



ヌケニン@襷@意地っ張り
配分:AS252
技:シザークロス かげうち 鬼火 守る


>>ラティオス
同族やスカーフマンダやレックウザと対面しても
確実に追風できるように半減実を持たせ、
守るを使う場面がそんなになかったため
手助けとトリル対策のほえるを採用した。
結果としてはレックウザが強すぎて弱点が被るということもあって
選出頻度は結果として低くなりましたが
流星を撃っても腐らないという点においては優秀でした。


>>レックウザ
このPTの軸で選出は100%。
この配分はクチートを威嚇コミでもVジェネで確1。
威嚇なしでサーナイト一発。エアスラでルンパ一発と
かなり調整を施した。
とにかくVジェネの火力がすさまじく
デメリットである能力ダウンも全く気になりませんでした。


>>サーナイト
やはりダブルは強力な全体技が欲しいということで
採用。ラティサナで追風からの手助けハイボは
受け出しを許さないほどの火力でありそれだけで
勝った試合も何試合かあるが
クチートが若干きついため安易に選出はできなかった。


>>ルンパッパ
このルールでのトップメタ的ポケモンであり
グラカイに対してかなり優位に立てポケモンなので
採用しない理由がない程だった。
ヌケニンや加速バシャにきを付けていれば
確実に活躍するポケモンだった。


>>クチート
若干トリルが重いのでトリルメタの役割と
クチートヌケニンにも打点がある点
さらにカイオーガに対しても不意打ちが半分以上入るという点を
評価して採用。
主にトリル系PTにしか選出しないが
日に日にサマヨクチートが増えていったため
採用して正解だった。

>>ヌケニン
弱点と状態異常と天候以外攻撃を食らわない特性を活かして
潮吹きなどの高火力技を流せる点や
最後の局面で打点がない相手にたいして詰ますこともできるため
採用。
またシザークロスでルンパを一撃でもっていける点も評価できるため採用。


最終レート:1741

大会を通して
初日はかなりクチートが多かった印象で
2日目3日目になってくると
加速バシャーモが増加した。
ジュニアカテゴリーになってしまったため
深夜帯の対戦ができないのが一番痛かった。
月曜日には某ハンティングアクションのハンターたちに
サーバーを狩られてしまい緊急メンテナンスのため
対戦回数が少なくなってしまった影響もあってレートが伸び悩んでしまった。

【ダブル】WCSジュニア奮闘記 FILE1

前回は前置きという形で
書きましたが今回からは踏み込んだ内容を書いて行きたいと思います。

さて前回の通り私がジュニアの環境見始めたのが
2013年。
実際、自分もジュニアの時に公式大会(ポケモンリーグDP2007)
で出場経験を持っています。
当時のレベルなんか今とは比較になりませんが
その時の経験は今になって生きています。

話を2013年代表戦に戻すと
当時のジュニアのことなんて全く
知りませんでした。
マスターの構築を持ちこんで良いものか
など色々当時は悩みました。
構築に理解がないままで
本当に戦えるかなど疑問でした。
当時はジャパンカップ
勝海さんが1位を獲得した影響もあって
噴火ドランが環境に増えていました。
ジュニアの環境でも
もしかしたら増えるかもしれないという考えに行きつき
まず構築における対策と立ち回りの説明をしました。
今まで自分が使っていた構築では
バンギラスが鉢巻でしたが
雨とドランを両方対策できる
鉄球バンギの採用を決めました。
それから超会議で一躍注目を浴びた
壁構築の対策にも入りました。
壁構築のハッサムライコウ
スタンはやや苦手とするので
臆病挑発ボルトロス、そして
思いがけないダメージを与えられる鉢巻メタグロス
そしてメガネクレセという超攻撃的なPTを組みました。
ハッサムナットレイの処理がこの時点で重く
そのためクレセリアラティオスにそれぞれ
めざめるパワー炎を搭載しました。
めざ炎ラティオスは火力を上げたいのもあり
そしてライコウやスカーフキングドラ等より
早く動きたいので控えめスカーフとしました。
当時雨のキングドラはスカーフが増え始め
ラティオスでさえ安易に雨に出すことができない点が
嫌だったのでスカーフラティの採用は正解と言えました。
雨パというメジャーなPTの対策を
鉄球バンギと共に担えたのは大きかったです。
現に決勝T一回戦では雨PTで
この二体の採用は非常によかったと思えるほど
活躍しました。
このPTで失敗したことは
クレセのどくどくです。
そこをせめて電磁波にしていればまた結果も変わっていたのかなと
思っています。
あくまで結果論ですがここは心残りな点です。

PT製作の意図はここまでにして
実際の結果とその後についてお話しましょう。
前日の夜まで自分は調整試合を
しました。
レートで潜るのも良いのですが
万が一対戦相手と当たっては本も子もありません。
なるべく情報封鎖をしながらこのPTの
勝ち方を試合を通して伝えていきました。
最初は慣れない事も多かったようで
拙い立ち回りでしたが
回数を重ねる毎に
どんどん強くなっていき
才能というか成長の早さに驚いていたのは
鮮明に覚えています。
約一週間という短い期間で仕上げたので
本番はどうなるのか
実際は不安でした。
直接会うことができればもっと色々なことが伝えられたのかもしれませんが
遠方から来られるのでどうしても
当日まで会うことができなかったのも一因です。
そして当日の朝も自分は寝坊をしてしまい
(といっても開会には間に合いましたが)
選手登録の前に会うことはできませんでした。
そのまま試合が始まっても誰がけいたくんなのか
わからず試合を直接みることはできませんでしたが
予選終了後に会うことができて
それから今に至るまでの
親しいお付き合いが始まりました。
今でも本当によくして頂いていて
感謝の言葉しかありません。

さて実際の結果ですが
予選は全勝でした。
どんなPT当たったかは覚えてませんでしたが
霰PTと当たったようで
やはり鉄球バンギは採用して正解でした。
決勝T1回戦は前述の通り雨パで順当に勝てましたが
2回戦でやや立ち回りがややこしくなる
トリパと当たってしまい
序盤は完全に有利でしたが
ラティオスが落とされてから流れが変わってしまい
結果あと一歩届きませんでした。
この時の自分の悔しさは
今でも忘れられません。
ナットレイの処理の仕方をもっと丁寧に教えていればという
思いでいっぱいでした。
最後まで粘られてしまったのが敗因です。
そして代表も二枠とあって
惜しくもあと一勝というところでした。
それから僕はナットレイに対してはいつも気にかけるようになりました。
トラウマですかねw
けいたくんは諦めず翌日の
コロコロカップに出てまた惜しくも
決勝Tで敗退でしたが
この時の経験はやはり大きいと思います。


竜王戦の話までしたかったのですが
長くなってしまったのでここで切ります。
ここまで見て下さった方、ありがとうございました

【ダブル】WCSジュニア奮闘記 file0

今回からは暫くこういう題で書いて行こうと思っています。


さてこの話題に移る前に私とジュニアカテゴリーの関連性について
お話しましょう。
私がジュニア勢に関わりだしたのは
2013年の日本代表決定大会の直前です。
理由は簡単で構築を教えて欲しいとのことで
その日偶然レートで当たった方が
全国大会出場の保護者の方でした。
その夜にリプライを頂き
構築を教えて欲しいとのことで
かなりやりとりをしました。
当時私が使っていたのは
種族値スタン。
とにかく超火力超耐久で
場を制圧することを主体として
アドバンテージを取って勝っていく
スタイルを模索していました。
身内からも代表戦に出ることもあって
自分はかなりモチベが高く
更に本番で使って頂けるとなると
さらに改良したいと思い
試行錯誤を繰り返しました。
よくあるメンツでしたが
初見殺し要素を多く搭載しようと思い
努力値から技までかなり吟味しました。
過去の記事にあるので興味ある方は覗いてみてください。

さて前置きが長くなりましたがその構築を考え始めてから
ジュニアではどのような構築が強いのか
どのような立ち回り、技構成が有効なのか
を意識して対戦を見ることにしました。
その年は偶然コロコロカップがあって
対戦を多く見ることができたので
どんな環境なのかは若干でしたがつかめました。

それから約一年の間、ジュニアの環境を常に注視し
構築もそれにあったものを提案してきました。
その激闘の一年をこれから何回かに続けて
書きます。
今日はFILE0ということで
ここまでにしますが
次回は
2013年の代表戦を振り返ります。
できれば竜王戦のことも少し触れることができたらなと思っています。

【ダブル】サルサナ雨

ブログアプリに登録されたということでさっそく更新します。
今回は某シュミレーターやめぐオフで
使用しなかなかの手ごたえを得ることができた
サルサナ雨を公開します。
この構築に割と限界を見た感じがするので
公開に到りました。


ルンパッパ@控えめ@チョッキ
配分:CS252
技:ギガドレイン 冷凍 ハイドロP ねこだまし



ニョロトノ@スカーフ@臆病
配分:CS252
技:波乗り 冷凍B 雨ごい ハイドロP


テラキオン@陽気@ラム
配分:AS252
技:いわなだれ インファイト ファスガ 守る


キリキザン@意地っ張り@珠
配分:AS252
技:はたき落とす 不意打ち アイアンヘッド 守る


ゴウカザル@無邪気@襷
配分:AS252
技:ねこだまし 大文字 インファイト ファスガ




サーナイト@控えめ@ナイト
配分:H220 C36 S252
技:ハイパーボイス こごかぜ サイコキネシス 守る



構築のコンセプトはゴリ押し。
自分はゴリ押し構築が好きなのでいつもの通り
アルカナにいいPTないか相談した所
サルサナ雨が選出で苦しいと聞いたので
その四匹から構築をスタート。
ガルドがだるいので
ガルドに強いキザン、
アローとガルーラに強いテラキが自然に入ってきて
そのまま特に改良することなく
なんとなくシュミレータで回して
めぐオフにも出てみました。
結果は4-2で直接対決で落ちましたが
日ごろからあまりやっていない中でこの結果にはまぁまぁ満足です。
次に対戦参加するときは
予選抜けたいですね。

この構築の長所、短所について書きます。

長所
・イージーウィンが可能
・環境的に水の通りが良いので勝ちやすい
・環境に多いガルーラに対して有効打が多い

短所
・受け回しが難しい
・一つのプレミが負けに繋がる


今書いた時点ではこのくらいでしょうか。
受け回しがしにくいので初手で出し負けると
非常に不利ですが出し勝ちした時の勝率は
非常に高いです。

なにか質問があればコメント又はTwitterでお願いします。

ご報告

こんにちは
今回は軽い宣伝です。
以前からフォローしていただいていた
しゅふぁさん(@ciufa1)のブログアプリに登録して
頂きました。
iosAndroid共にアプリがあるみたいなので
ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
自分もなるべく記事を更新していきますので
今後ともよろしくお願いします。
トップ記事はアプリの仕様上削除したので
これから五世代記事を読みたいと言う方は
記事一覧からお願いします。


しゅふぁさんのブログ:http://ameblo.jp/ciuffa/